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8/20/2022
五井昌久著
平和賛
雪と紅椿
こころを大事に
46 44
観音さま48 2
三月の詩
神霊の友に
愛は光なり
62 585652
世界平和の祈りe
菩薩行
日本人よ起て
迷路を開け
国家
70 676551
四月の詩
人類愛の祈り
76 74
み心のままに
73
雪国君たちは救世の使徒
81 79
青年よ
素直に神のみ言葉を聞け-……・83
五月の詩
世界平和を祈ろう
場を浄めよう
90 86
自然と人間生活
祈りによる
平和運動行進歌e
97 93 85
六月の詩
駅前広場の天国
祈りによる
平和運動行進歌⇔
105 102
米
全託の人
110 108101
3
七月の詩
霊能乙女
世界平和の祈り◎
120 117114
光明心で進め
122 113
4
祈り
早く世界平和の祈りを
国中のものに………伽
八月の詩
星
世界平和の祈りの中から
139 136133130
とわ
永遠の光
再臨のキリスト
平和讃
峻厳なる愛柔和なる愛
世界の調和は日本人の手で
日本を分裂させては
いけない
142
あなたが救世主
154 151148145129
九月の詩
聖ケ丘
心ころころ
161 158
海の祈り
164 15?
十月の詩
地球世界を救うもの
風
177 175172168
聖ケ丘道場の増設を祝う
世界の夜明
ふるさと
故郷
愛国心
毛沢東の死
神の声
187 185182180167
十一月の詩
聖ケ丘にて
190
秋の海
193
5
189
眼に見えぬ世界を
帰国
199 196
庭の自然
秋の心
203 201
6
十二月の詩
光の石段を登ろう
その日の為に
209206
新しい人類を生み出そう
一つの稔り
215212 205
私たちの考え
218
一月の詩
7
8
新しい年には
新しい年を迎えるのに
そんな汚れた感情で心を包んでいてはいけない
新しい年にはいのちを新しく甦えらせていなくてはいけない
赤児がいのちそのまNで生きているように
新しい年のあなたはいのちそのまNの裸の心で
生命の本源と一つになっていなければいけない
昨日まであなたがもっていた
虚栄権力欲不幸を恐れる心憎悪嫉妬
いのちを蔽うそれらの想いを
無明の産物と消しさって
いのち生々と生命の本源から出発しなおさなければいけない
出発鮎は神の座仏の座
元旦のあなたのいのちを汚す何ものもない
あなたは進む
新しいいのちを輝やかせて
カルマ
業を生まない光一元の平和の祈りの世界を
世界人類が平和でありますように〃”
9
10
正月の歌
新しい年を迎えると
何か新しく善いことが生れてきそうで
みんなの顔が明るくなる
人間誰れもの心の中にひそんでいる希望が
どこから生れてきたか知れない
めぶ
この新しい年にひき出されて芽生き出す
まして元旦の空が青く照り輝いていたりすると
もうそれだけで希望の芽は一挙に大きく伸びてくる
人間は真実は暗いものが嫌い
うご
闇の中で蚕めいているような生活は大嫌い
だがいつの間にか闇が人間の生活を把えてしまう
一度把えられるとどうにもこの闇の中からぬけきれなくなる
闇の中では心の行儀作法がいらなくなるので気楽なのか
それとも鳥もちのように闇には心を把えるねばりがあるのか
兎に角人間は闇を嫌いながら
ついつい闇の中に住みついてしまう
こんな闇の中から一挙にぬけ出すのには
やっぱり正月という月がいい
何もかにもが心の中で新しくなる
正月の大気の中で
11
個人も人類も同時に完全な平和が生み出せる
そんな光明の道をみつけ出さなくてはいけない
もういいかげんに光と闇とを分けてつくり
そして混交させて人類を堕落させてしまった
原罪というやつから超越してしまわなければいけない
闇も原罪もすべては消えてゆく姿
ただあるものは神の大調和のみ心
一月の青空の下で
私たちは改めて神のみ心を深くみつめよう
闇のない原罪のない神の大み心と一つになって
世界人類が平和でありますようにと
素直な想いで祈ってみよう12
日本よかく生きよう
新しい年も
祈りのリーフレットが
街々村々に光をふりまくことによってはじまる
日本が真実人類の為に生きるなら
たつき
世界平和一念で生活することが必要だ
日本人の心の中から
利己主義の想いや争いの想いを
すっかり消し去ることが大切だ
13
世界中が苦しんでいる中で
自国だけが甘い汁をすって生きようという
そんな卑劣な想いを日本がもってはいけない
カルマ
今日までの業の流れは
お互いが自分たちだけを守ろうとしたところからはじまっている
個人も国家も人類も
すべては神のみ心をこの地球界に現わすことによってその生命を得ているの
に
自己や自国を守るために大宇宙の調和を乱すような
愚かな生き方をしていたのでは
人類がこの地球界に永住するわけにはゆかない
お互いが生かし合うところに
個人も国家も神のみ姿を現わし得るのだ
14
自国の権限を守るためと称して
お互いが傷つけ合っているようでは地球の未来に望みはない
日本よ日本人よ
自己や自国が真実の幸福をつかむためには
まつと
先ず自己の天命完うを祈り
日本の平和を祈り
世界人類の平和を祈ろう
世界を真実に平和にする智慧も勇気も能力も
世界平和の祈りの中から
おの
自ずと生れてくることを
私ははっきり知っている
15
新しい年の明るいひびきは
世界平和の祈り声からはじまる
核爆弾の洗礼の中から
平和一念で起ち上がった
日本人の天命は
祈りによる世界平和運動からはじまり
世界中に大光明の慈愛をふりそそぐことによって達せられてゆくのである
16
天奮
つ・い
♂
ll 或る舞踊家におくりしうたー
1
かきつばたその紫の眼に匂う
池のほとりの立姿
美しきもの人の世に
みちてしあればよきものを
あらし
想いの暴風雨吹き荒れて
心を乱すこと多き
もとこころ
されどこの世の本心
ひびきは高きみ光の
1?
慈悲の鏡に照らされて
やまと
舞うも楽しき大和国原
H
舞扇祝いの手振り清らかな
天つ心を地に伝う
緑のそよぎ松の風
丁字の花の香にひかれ
うつりし夢のさまざまの
色輝やかな語り草
いつこの空も澄みわたる
ナゆこと
真の道の現わるる
その日を待ちて祈りつつ
18
調和の姿舞うはうれしき
19
20
人類よ宇宙法則に乗ろう
宇宙は動きつづけている
生きとし生けるもの
ありとしあらゆるもの
すべてが動きつづけている
大は星辰の世界から小は素粒子の世界まで
その動きは常に調和を求めつづけ
不調和のままで止まることはできない
そういう大自然の原則の中で
人類という不思議なる生物は
宇宙の動きに離反した
不調和な動きの中で
平然と自己主張しながら生きつづけ
宇宙根本の動きが調和を求めていることを
この人類は忘れ去ってしまったのであろうか
個人も国家も宇宙法則の外を走りつづけようとしている
それではやがては宇宙の外の闇黒の世界で枯死してしまう
宇宙の外は光の無い世界であり
すべての動きの止まった世界である
はず
宇宙の法則に外れた不調和の動きに気づかぬ限り
人類の進化はこのままで止まり
生命は枯れ果ててしまうのだ
21
22
人類は今こそ自己が大宇宙の一員であり
すべての調和によって生かされていることを知らねばならぬ
外れた軌道を宇宙の法則に合わせて
大調和行進をはじめねばならない
私たちはそのさきがけの
世界平和の祈りを祈りつづけているのである
こころ
1
胸になるのは虹の音
神秘に光る七色の
ひびきに抱く人の夢
あわ
淡くかなしくいとおしく
道はつづけり幾すじも
〃こころよこころよどこにいる
まことのこころよどこにいる
探し求めて幾転生”
23
H
中からっぽで音さえる
鈴の心になる望み
抱きてたどる人の世の
うつら
憂きも辛きもかみしめて
命なりますりんりんと
〃私はこころの在り場所を
はじめてしっかり知りました
こころは天にありました
いのちの中にありました
光の中にありました
私の中にありました”
24
皿
静けさは山の心なり
しおざい
潮騒は海の心なり
あふ
草木に温るる喜こびは
ひかりあけいろ
陽光輝やく暁の色
あめつちわ
天地和する愛の色
〃こころは私でありました
こころはいのちでありました
こころは光でありました
人と人とをまんまろく
つち
天と地とをまっすぐに
つなぐ光の波でした”
25
26
新しい年を
新しい年を
まるで天国を迎えるようにして迎えた
私たちの少年の頃は
夢の多い時代だった
新しい年にさえも何んの夢をも持てない
青少年たちの多い現代の歩みは
物質文明に固着した動きのとれない精神か
すべてをぶちこわしたい革命的衝動か
エロスの神に支配しつくされたくにゃくにゃになった肉体か
まい
いずれも高適な夢の世界から遠く離れた
滅びの世界の歩みだ
ここで一度び魂の奥底の叫びを呼び醒まし
物質世界を一挙に飛び出さなくてはいけない
明治大正昭和とつづいた
文明国家の最後の飛躍は
物質文明を飛び超えて
精神文明の世界への旅立ちでなければならない
青年よ
青少年よ
今こそあらゆる垣を超えて
みずか
神と直結した精神の世界に自らをゆだねる出発をしなければならぬ
27
神我一体という人類の大ぎな夢を
現代に於て完成させねばならない
あなた方はその先兵隊
夢をもて大きな夢を
自らが巨人となって天かける夢を
光明燦然たる中で
神との親しい対話にふけっている夢を
物質文明の行きづまった今日こそ
その夢の実現可能な時なのである
28
ぼくたちは
1
丸顔細顔四角顔
姿形は違うけど
みんな神の子光の子
とうさんかあさん先に立ち
なか
にいさんねいさん中を行き
ぼくたち後から行くけれど
平和の歌はなりひびく29
H
うそつきわがままよくふかの
大人ばかりじゃあない日本
みんなでこれからつくるのだ
世界の人が生きてゆく
手本になれる日本を
ぼくたち子供がつくるのだ
平和の歌のその中で
〈作曲をして子供たちが歌う為の詩V
30
力の科学の時は過ぎた
地球世界の誤りは
力と力の対立からはじまる
権力武力科学力
もろは
力に頼る科学は両匁の剣
創造と崩壊が同じ道にある
力に頼っている限り真の科学は生れぬ
力と力の対立はスポ! ツの世界だけでもう沢山
集団暴力は遂いには科学力を駆使して国々を滅ぼし
地球世界を滅亡させる
31
真の科学は調和の科学
権力に支配されぬ科学
ひゴき
大宇宙のすべての波動に合わせることによって
はじめてこの世に現われる科学
32
地球は今や宇宙の孤児
争いの波が世界中を駈けめぐり
みずか
自 らの生命をおびやかし
大宇宙の調和を乱す
今こそ真の科学の生れ出ずる時
今生れ出でねば地球は滅び
大宇宙の運行に狂いが生ずる
宗教と科学が縦横十字に大調和して
神のみ心を顕現する時期が近づいている
神の慈愛が人々に祈り心を呼びさまさせ
愛と真心を深めさせ
宇宙天使の大智慧大能力が
今や地球の最大の進化を助けて
真の科学を生み出そうとしている
私たちは只祈る
すべての誤った想念行為を消えてゆく姿として
救世の大光明の中に投げ入れ
世界人類が平和であること
天のみ心の地に現われることを
守護の神霊のひびきに合わせて
ひたすら祈りつづけるのである
33
34
富士山
富士山をみていると日本人なら誰しも
心が美しく凛然としてくる
め
日本を守っている神々の瞳が
富士山を仰ぎ見る人々の想いを
深い深いところ
高い高いところに吸いよせて下さる
世界の平和を築きあげる中心の地として
今私たちはこの裾野に拠点をつくりつ二ある
世界人類が平和でありますように
この祈り言葉の下に
私たちの同志は想いを鎮めて平和な世界の到来を祈りつゴける
かむふヒ
富土山神富士
富士山こそ世界平和の中心のひ父きを
ひ父きわたらせている霊山
私たちの平和の祈りは
富士山の大調和したひゞきを背後に
地球世界の平和をつくり出そうと
一歩二歩と歩を進めているのである
35
二月の詩
38
世界平和音頭
1
ハアー
なご
花をみるときゃ心が和む
青い空みりゃ気が晴れる
心一つに平和を祈りゃ
世界の笑顔が湧いてくる
それぞれそれ輝やかに
皿
ハアー
西も束も南も北も
七つ光の花模様
大き輪にして地球を飾りゃ
人のいのちは生き生きと
それぞれそれ生き生きと
皿
ハアー
夢じゃないそえ世界の平和
一人一人の祈りから
やがてひろがる光のひびき
遠い宇宙の星までとどく
39
それぞれそれ清らかに
40
W
ハアー
か
同じ画くなら色美しく
明るい地球の絵巻物
祈り心で平和の音頭
みんなでとりましょシャシャソのシャンシャン
それぞれそれシャシャソのシャソシャソ
神様を呼ぼう
1
恥ずかしがらずに神様を呼ぽう
いのちの親の神様を呼ぼう
心に勇気が温ふれるように
いのちが生き生きするように
n
すなお
心を素直に神様を呼ぼう
光の元の神様を呼ぼう
41
愛の泉をたたえるように
明るい世界になるように
42
皿
天に向って神様を呼ぼう
無限の智慧の神様を呼ぼう
調和の世界生み出す智慧を
みんながそろってもつように
心の奥の神様を呼ぼう
すべてのすべての神様を呼ぼう
平和な心に輝やくように
世界の平和がくるように
43
44
雪と紅椿
天の光雪と化して地上を装い
地の愛紅椿と咲きて我が庭を飾る
ころも
純白は天使の衣
くれない
紅は人の真心
よすがた
世界の相ゆがみ崩れて
あやう
危きことるいらんの時
救世の大光明
平和の祈りとなりて世に現わる
今我が立つは聖ケ丘
あらとしこと
白雪と紅椿が新年を寿ほぎ
けはい
天地を化粧して
我が祈りの道を開かむとする
ああ世界人類が平和でありますように
45
46
こころを大事に
ーみんなで唱うためにー
1
お互いに心を大事にしよう
けが
汚すまい傷つけまい
闇の想いを住まわせまい
いつも明るく温かく
愛の光をひ父かせよう
H
お互いに心を大事にしよう
大空の広さのように
ゆたか
豊で深く清らかで
思いやりある心にしよう
平和の祈りそのままに
皿
お互いに心を大事にしよう
美しい天の理想の
θ
愛と調和の世をつくる
天使となろう君もぼくも
光の道が眼にみえる
4?
娼
観音さま
1
花咲く時も雪の夜も
変らぬ慈悲のみ心に
観音さまは人の世の
いん
ひびきにこたえ印を組む
H
人と人とが争わず
国と国とが戦わぬ
み仏の世のさきがけと
観音さまの和の光り
皿
やす
気易く親しくみ名呼べば
げん
三十三に身を現じ
人の世救う大光明
観音さまはありがたし
49
三月の詩
52
神霊の友に
肉体界の業因縁を
もうすっかり超え去った
永遠生命の世界で働いている
幾多の同志のある中に
あなたも急にぽっかり生れていった
新しい世界は光明世界
永遠生命の輝くところ
この世の世界で若者だったあなたが今
そうした光明世界の住者となって
世界平和の真祈りの
にな
地球人類救済の大きな役目を早速担い
ひざもと
大救世主の膝下で光明波動をひびかせる
尊い人と成り得たことを
あなたに代ってこの私が
ちぢはは
肉体界の恩人の父母そして姉上に
はっきりお伝えしておこう
この世の闇の晴れ渡るまで
私は天地を貫いて働く者
あなたは天の一角で
光の体をしっかと伸ばし53
私の手となり足となり
あの持ち前の明るさで
神霊世界と肉体界の
伝令役をやることになるのだが
そうした姿もやがていつか
この世の人の肉眼に
はっきりうつってみえるのだ
そう云う日のあることを
私がしっかり約束しよう
54
ぜい
こうして私がペン取る間にも
地球世界の業想念は
大光明波動のひびきに融けて
段々明るくなってくる
神霊界の私の友よ
友よ友よと云っているこの瞬時でさえも
友よ
あなたの光体は大きくひろがってゆく
55
愛は光なり
うるわ
姿形美しきはよろし
才能豊かなるもまたよろし
しか
然し更によろしきは
深き愛の心なり
報いを求めざる愛は光なり
光は世を照らす
ととの
たとえ姿形備わずとも
才能貧しかるとも
愛の心深き人は
56
まこと神の子なり
偽善は愛ならず
みずかおざ
自らの光を蔽う業
本心は神のみ心なれば
裸心こそ愛の湧き出ずるところなり
自己をかばいて闊に陥るな
自我に溺れ権威を誇るものはやがて滅び
愛の光一元なる神の子の世は開くなり
57
58
菩薩行
寒風吹きすさぶ駅前広場
厳寒を打ち破るようにメガフォンが叫ぶ
世界人類が平和でありますように……
りり
凛々しく立てる青年二人
一人は叫び一人は静かにリーフレットをくばる
行き交う人はまばらだが
青年の声は百万の人にもとどくように
朗々と天地にひびく
熱烈に切々と
世界状勢の危機を説き
日本の立場を説き
心を一つに世界平和を祈る必要を説く
青年の心に今は寒さもなければ恥らいもない
ただあるものは師の教の世界に広がること
世界に完全平和の来らんことを
ひたすらに望む心だけなのだ
私は知っている
この二人の青年の今日までの病弱な心を
みは
通りがかりに立ちとどまり私はしばし眼を瞠る
身心共に悩み多き二人の青年は今
59
日頃の弱さの影さえみせず
光輝く菩薩身として
人類世界の凍つていた心を
打ち開こうとして絶叫する
世界人類が平和でありますように……
戦争を天変地変をみんなで防こう……
60
個我を神に返上した時人間は強くなる
世界平和の祈りは個我と真我とが一つにつながる祈り
凡夫が神の子の本心を現わす祈り
私に集まる青年たちが
はた又多くの同志たちが
おおかみわざ
心を揃えて世界平和の祈りの大神業を
素直に真剣に行じつづけているのを
私はありがたいものよと感謝し礼拝し
大光明波動の中で合掌するのである
61
62
迷路を開け
何処にも行きつく先のない迷路
とげ
天とは全くつながりのない茨の刺と底無し沼のある原野を
正しい道と信じ切って進んでゆく幼い魂たち
彼等の心には神もなければ親兄弟も無い
かさかさに渇いた心がただ燃えあがる敵意で革命を謳歌し
政府に社会に学校に対決する
みずか
彼等は自らの愛情の流れを閉ざし
かた
頑くなに迷路に閉じこもり
この道だけしか未来につながらぬと
まなご
憎悪の眼で既成社会をにらみつける
真理に反逆するカルマの波はもはや
彼等の本心をぬりつぶし耳目を奪い
馬車馬のように闇の彼方に彼等を追い立てる
その尖った眼蒼白の顔
めし
心盲いた青年群像
むな
彼等には対話も説得もすべて空しい
だがただ一つの救いの道がある
それは大愛大悲の大光明につなぐ道
たとえどのように彼等の本心をカルマの壁がぬりつぶしていようとも
大愛大悲の神の光明に融け得ぬ壁はない
その唯一の道を私たちは世界平和の祈りの道という
私たちは今日も
63
世界人類が平和でありますように
その祈り言の中に
彼等の本心開発を祈り
盲いた魂の一日も早く浄化されるように
祈りつづけているのである
64
世界平和の祈り↑
.天の父にむかって叫ぽう
大宇宙の中で地球の平和が成り立ちますように
地の母にむかって叫ぽう
地球人類が平和でありますように
今こそ地球大進化の時
人類は一度神のみこころに帰らねばならない
貴方も貴女も君たちも皆大神の分生命
ひとたび
一度その本心に帰って
神々の光明波動をその肉身にひびかせねばならない
65
そうなるための世界平和の祈り
人類大調和の祈りだ
祈りの中には妬みも恨みも争いもない
個人が家庭が国家が人類が
みんな神のみこころに帰っている時だ
66
わたしも祈るあなたも祈る
個人人類同時成道の
この世界平和の祈りを
老子も釈迦もキリストも祈りつづけている世界平和の祈りを
宇宙天使の地球救済の為の光明の場を大きくひろげるためにも
私たちの祈りは重大な価値をもっているのだ
日本人よ起て
花も緑も美しい日本の今の季節を
私たちは天国のように想っているのだけれど
地球世界の様相は争いの波に汚れて黒くよどんだ渦に叩きつけられている
ベトナムのカソボジアへの侵略も
イスラエルとアラブの争いも
アフリカ諸国の不調和も
そしてイラソの内乱も
その底にひそんでいる大国の勢力争いのま玉にいつ果てるとも判らない
自衛隊こそもっているが戦争恐怖の国民の集う日本の姿は
67
とても武力で世界に起てる国ではない
大自然がおくってくれている風光明媚を楽しんでいることはよいが
どういう方法で世界の為に日本が働くのかを真剣に考えなければいけない
それには日本が愛の力と経済力を武力に代えて世界の中心力になることだ
戦争よりも強い愛の力は
神のみ心の中にだけしかない
今こそ日本は総力を挙げて
神のみ心の中に飛びこみ
あらゆる不調和を是正する愛の力を発揮することだ
祈りによる世界平和運動こそ
その力の源泉となるもの
日本人よためらわず起て
神のみ心にすべてを全託して
68
愛の心一辺倒で祈りの世界に起て
69
70
国家
国家という存在は不思議な存在だ
個人が人を殺せば殺人罪として罰せられるが
国家が軍隊として大量殺人しても罰せられるどころか
却ってそれが大量であればある程重く用いられる
だが国家には個人では出来ない
大きな愛の行為ができる
小さな国に力を貸して進歩させようとしたり
貧困国に物質や食糧の援助をしたりして
地球の進化を促進させる働きをしている
むじゆん
争いと平和の矛盾する二つの心を
お互いが持ちながら
国家群はこれからどう生きてゆこうとしているのだろう
国家とは個人くの集合した存在
国家を進化の道に前進させるのも
滅亡の淵に追いやるのも
個人くの想念行為の中から生れる
国家群の争いと不調和の波を
真剣に是正する使命が我々にはあるのだ
それは真実の祈りの道を我々が突き進んでゆくより他はない
祈れく世界平和の祈りの大光明波動で
国家群の生き方をはっきり調和の道に向けてゆかねばならぬのだ
71
四月の詩
73
74
人類愛の祈り
季節は今年も春を迎え夏を迎え
地球は花や緑で飾られる
然し人類の運命の花はまだ開こうとはしない
花の新芽は心の中で咲き咲かる日を待ちつづけているのだけれど
外は堅い冬の扉で閉ざされ
カルマいてぐも
業の凍雲が天の光を蔽って人類の闇は薄れない
こんな冬の闇が人類世界にいつまでもつづいていては
世界中の人々の心も体も凍えきってしまう
誰れかが一日も早く天の光を人類の心に充分に与えなければいけない
その誰れかの一人が貴方であり貴女である
貴方の心に人類愛の灯がともり貴女の心に世界平和の祈りが唱えられる時
冬の闇はそれだけとけ
天の光はそれだけ地上にふりそそぐ
世界人類が平和でありますように… ……
その一行の祈り言の中には
人類の花開く神秘の光がある
そを信ずる者は幸なるかな
神のみ心の扉は温かく開かれ
人類等しく仰ぎみる日を待ち望んでいるのだ
75
76
雪国
1
越後は北国雪の国
山をつつみ家をつつみ町全体をすっぽり包んだ越後の雪が
都会に住みなれた私の心を少年の頃に呼び戻す
降っても降ってもまだ降りつ父く
無限にあるとも思える真白雪
山の心も町の心も只純白に浄まり
天のみ心に充たされる
私の心は愛に充たされる
H
吹雪の中に立っていると
天がそのまま地に降りてきたようで
天地の中で息づいている人間の本体が
透明にみえてくる
皿
純白の衣を着せられて
松の木も杉の木も
大きな体をはずかしそうに縮めている
梅の木にはあまり着物が大きすぎて
ちよう
神様の恩寵が怨めしそう
77
今山々が身震いして
吹雪が又強くなってきた
スキーヤーが影絵のように走り去る
78
み心のままに
ミシガン湖を渡ってくる寒波は
肌を突きさす風雪となって
孤独に耐えて勉学をつづける彼女の身心を鞭打っているのだが
ー雪の精になってみたい1
今日来た娘の手紙には明るい調子でこう書かれていた
美しい雪の精と一つになって歩いていると
寒さも辛さもすっかり融け果ててしまう
娘の手紙にはこうも書いてあった
宇宙子科学完成の為の自己練磨を
?9
今厳寒のアメリカの地で行じている娘は
男子外人ばかりのクラスメートの中で
祈りに徹した生活をつづけている
世界が平和になる日をつくる
私たちの運動は次第に外国にも広がってきているが
娘は今神々に守られながら多くの外人の中で光明波動をひびかせつづけて
いる
– 世界人類が平和でありますように
み心の天の如く地にも成りますようにー
アメリカと日本と離れ住んではいても、
私たちは神のみ心のまにまに働きつづけてゆくのである
80
君たちは救世の使徒
君たちは勇気に満ちている青年
その君たちが何をおびえているのだ
天変地変も戦争もみんな人間がつくったもの
その波を消し去るのも人間の力だ
君たちはその力をもっているのだ
神々はその力を君たちに与えているのだ
世界平和の祈りがその力の根源
天変地変も戦争も不調和想念のエネルギー
平和の祈りは大調和そのままの光だ
81
君たちは平和の祈りの使徒
地球はやがて君たちの手で完全平和を実現させるのだ
その日の為に君たちのたゆみない祈りが大事
神を愛し人々を愛する日常生活が大事な大事なことなのだ
82
青年よ
素直に神のみ言葉を聞け
青年よ素直に神のみ言葉を聞け
人は東西南北の間に住んでいるのではない
天地縦横無限の間に住んでいるのである
学業も職業も天から授かるもの
社会学が学業より以上深く必要な場合は
天はその人を社会学に直進させる
せいざん
人間至るところ青山ありなのである
83
84
青年よ小さな枝葉の事に想いを把われさせず
大きく胸をひらいて天地の生命を呼吸せよ
天命は自つから汝等の身心より輝きいでん
神は愛と美と調和
汝等も神のみ心を勇気もて実践せよ
神のみ名を呼ぶのは形を呼ぶのではない
神のみ心を自己の行いの上にあらわさんが為に呼ぶのである
青年よ祈りに徹して汝等の道を突き進め
恐るるな臆するな神は汝等と共にあり
世界の平和は汝等の祈りによりて開かれん
五月の詩
86
世界平和を祈ろう
宇宙と云うのは不思議な存在
…数多の星々を輝やかせて
何んと云うこの静けさだろう
生命波動を生々とひびかせながら
それでいてこの深い深い静けさ
そんな深い静寂の中から
この地球世界にひびいてくるいのちの躍動
天空の彼方から大地の底から
生きのいのちの輝やかなことばが
すべての存在を生かしきろうとしている
だがまだまだ駄目なのだろうか
地球世界は幼なすぎるのか
権力と金力が生むあらゆる欲望の渦の中で
人と人とが国と国とが争い合う
生命の本源を忘れ果てた
地球世界の権力者たち
業想念波動に踊らされる肉体人間の群れ
そんな人々の吐き出す黒雲に蔽われて
地球世界の悲劇はどこまでも発展してゆこうとする
こんな時
目醒めた人々は一体どうすればよいのか
87
地球世界の大悲劇を未然に防ぐ為の手段を御存知なのか
それは只一つしかないのだ
世界中の人々が想いを一つにすることだけだ
人と人が分れていても
国と国とが対立していても
本源の世界ではみんな一つの生命で結ばれていると云うことを
一人一人が知らねばならない
私とあなたが一つになり
あなたとあなたが一つになり
国と国とが一つになり
みんな平和を欲っしているんだと叫ぶことだ
88
世界人類が平和でありますように
私のこの祈りはその心から生れた
本源世界の大調和波動と全く一つになるひびきは
世界平和一念の生き方の中にすべての想いを投入しきることだ
私は世界平和の祈りを唱えつづける
君もあなたも唱えつづける
一人一人の唱え言が
やがて世界中の唱え言に必ずなる
私は宇宙神のみ心の中にすっぽり入りこんで
あしたあさつて
昨日も今日も明日も明後日も
世界人類が平和でありますようにと唱えつづける
地球世界の大調和実現のその口まで
私の平和の祈りはつづくのだ
89
90
場を浄めよう
大宇宙の
あらゆるところに
それみ\ の場がある
天の理念を地に現わす
大調和実現の場は一人一人の世界平和の祈りの中にある
この地球世界のひとところにでも
戦争につながる場があってはならない
一人一人の心の中に戦争か平和かの場があるのだが
人々はそれを知ろうとはしない
アメリカを責め中共を責め日本の政府に抗議をするよりも
自分の心の中の戦争原因を撲滅することが先決なのだ
人を傷つける想いを出しながら
争いの想いをもちながら
世界の平和ができるものではない
人類の一人一人が真実に自己の生命の場を光明化してゆくことこそ
何んにまして世界平和達成の大きなしごとなのだ
想いを不安にしてはならない
人を怨み憎んではならない
卑下高慢いずれも自己の本心から出ずるものではない
すべてを消えてゆく姿と観じた時
本心の輝きが増してくる
世界平和の祈りは個人人類同時成道の祈り
91
私たちはすべてをこの世界平和の祈りに託して日々行じているのである
92
自然と人間生活
山を切り開いたここは高台
右手に箱根の山々を眺め
前方に太平洋の雄大さを見る
時折り大きな白竜を想わせる新幹線が走ると
山と海とに囲まれた
色とりどりの屋根の下の住人の生活が童話めく
自然の美と人間文化がつくった美と
二つの調和がここにはあるのだが
93
テレビでは日航機乗取り事件が
朝からひきつづき報じられている
94
1 人間の幸せがどうして闘争から得られるものか
そんな歴史が何度びとなく証明してきた革命ごっこに
あたら若いエネルギーを失ってゆく
若者は大自然の心を知らない
自然が人間に与えている無償の愛を知らない
ゆがんだヒpイズム
眼かくしされた正義感
そんな小さな心で人間世界を動かそうとしてはいけない
山々が自己の膚をけづり取らして
人間生活を拡大させているように
自分を滅した時に
はじめて偉大な正義がそこに生れる
自己顕示欲をひとまず捨てて
大自然の運行に素直になった時
その人の力は大きく現われるi
山々も海も夕闇に融け
新幹線が白竜の目玉を光らせはじめる
家々にももう団攣の灯がともり
ここには平和がつづく
だが赤軍派を小さな現われとして
次々と日本革命にむかって進む
幾つかの団体が
95
テレビ報道の陰に見えている
96
祈りによる平和運動行進歌↓
(
1
こぼくおいまつ
杉の古木が老松が
歴史を語る伊勢の宮
平和の道は日本の
あおとふそ
楚音も高き父祖の道
よ
我ら世界の為祈らなむ
H
てんちめぐ
天地の恵み忘れ去り
97
互いの欲の戦さごと
世界を乱す国々の
心正すと立つ我ら
たまじから
平和を目ざす魂力
皿
みどりかぜ
四季の花々緑風
地球の未来輝やかす
平和の世界つくらむと
我ら祈れり働けり
つど
集いて来れ和の人ら
98
光と集う人々は
老いも若きも世を憂う
愛と誠の祈り人
大きく広く和をつくる
世界平和の大行進
V
ほこぶ
文を止むる武はあれど
いくさ
戦をなさむ想いなき
よ
日本の姿世界に示す
平和の祈り一億の
歩み正しき行進歌
99
_L
ノ、
月
の
詩
101
102
駅前広場の天国
到着バスに発車バス
入乱れて走る構内タクシー
駅前広場のたそがれ時は
眼のまうような賑わしさ
その只中にこれは又次元の異なったような雰囲気が漂ってくる
それは一体どこからくる
ロータリー内のバラの花園
その中に入ると
周囲の騒音はすっかり消され
天地和合の光につつまれる
人々はその花園に一歩踏み入ると
美の女神に抱かれたように
世間の憂さを忘れ果て
しばしは一日の疲れを忘却する
パラの花園は
天地の恵みに自ずとその天性をひらき
人々のあこがれを花片にうけて
自らの生命を生々と生かしきる
駅前広場のたそがれ時の
たつき
人間世界の生活の渦の中にあって
わずかの空間二三十坪
103
その中に人間は天国の息吹きを感じて心和ませる
人間とバラのいのち一つに融け合って
神の恩寵を満喫する一瞬の尊さよ
ion
祈りによる平和運動行進歌二
(
1
人の心に愛薄く
国と国との信浅き
世界のさまの憂うべし
心ある人今立ため
平和をきずく祈りもて
皿
いかに正義の名をもてど
105
武器もて立たば世は乱る
己れのごとく他を愛す
慈悲の心に立ちてこそ
世界の平和つくらる玉
100
皿
あおうなばら
青 海原の波音を
世界の人が快よき
平和の音ときく時を
我らつくらむさきがけて
地球平和を祈りつx
祈りはいのち開くもの
愛と調和のひ父きなり
ひとこころ
国の心と人心
一つに結ぶ祈りある
世界平和の道ゆかん
107
108
米
故郷の米のうまさに舌つづみ打ちつx幼き日のこと思ふ
故郷越後から新米が送られてきて
そのおいしさに頬をほころばせる私
関東大震災の時
カツでごはんと上野の山で母を困らせていたことがあったという私
顔と同じぐらいの大きなおむすびを
山の柴刈りにもっていった少年の日の私
戦中戦後の食糧難の後で白米のおいしさに
想わず涙ぐんだことのある私
私の生活の中で米は重要な部面をしめている
米の害をいろくと説く人もあるけれど
米の親しさを身に沁みて味わっている人が私のようにかなり多い
米は私にとって食糧の中心であり
いのちの親であるような気もしている
故郷や父母を想うように
米のありがたさは私の心を難れることはないであろう
しらいひかなあめつちを
たきたての白飯愛し天地のいのちの光り頂きて喰す
109
110
全託の人
神様への全託ができると
生死はもう自分のものではなくなる
生死が自分のものでなくなると
勇気に満ちた自由自在な人間になる
自由自在心になると
一見平凡な人のやうにみえながら
光明を周囲に放つ人間になってゐる
この人はすべての善悪吉凶に把はれず
神のみ心のま玉自己の生活ができ
その人の存在が国家や人類の運命を支へ
世界の大調和をつくり出す
さういふ人が一人でも多くできるやう
私の世界平和の祈りはつづけられるのである
til
七月の詩
113
114
霊能乙女
乙女は常に統一の状態にあった
彼女は自分が肉体そのまxでいながら
すでに霊体になっているのを知っていた
彼女の心はいつの日でも神のみ心に融けこんでいたが
時折りこの世とあの世の様々な波動が
彼女の体にぶつかってきては消えた
或る時は彼女の体の中で
天女がしきりに舞っていたが
ついには彼女の手足を動かし体を動かして
此の世にその舞姿を現わし
此の世の人々の眼を驚かした
彼女はその時神の声を聞いた
1 他界の姿をやたらに此の世に現わしてはいかぬ、
せよ1
彼女は心の中で天女に云いきかせた
天女は次第に手足から奥に入り
名残り惜し気に彼女の体の中で舞っていたが
いつかは体の中でひっそりと舞いおさめた
神の許す時のみに
彼女の眸は此の世をみつめ
彼女の耳は此の世の声をききながら
永遠の世界の生命の波に乗って
115
常住統一の状態にあった
地球世界にはっきりと
神のみ業の現われる日のために
彼女は今日も霊体のまX肉体として働いているのである
116
世界平和の祈り二
(
人を真実に愛することはむずかしいこと
真実に人を愛した人でなければこのむずかしさは判らない
国を愛することは尚更にむずかしく
人類を愛することは更に更にむずかしい
そんなむずかしい道を最も易しく通れる道
それは世界平和の祈りの道
世界平和の祈りの中に
おもい
自分の想念を入れきった時
その人の愛は大きく生きてくる
117
118
世界人類が平和でありますように
こんな易しい祈り言葉の中に
どれ程深い神々の慈のみ心が入っていることか
世界中の人々の悲願のひびきが
この祈り言の中では光り輝いてあたりを照している
あまくだ
大宇宙の光明圏が地球の上にも天降って
光の柱が大きくひろがってゆくのを
私は世界平和の祈りをしながら
私の心の眼ではっきりみつづける
自分を愛し人を愛し
そして国を愛し生きとし生けるものすべてを愛する
天使のような生き方が
世界平和の祈りの中から
私たちの前にひらけてくるのを
私は近頃益々はっきり確認する
神は愛愛は光
そうした光明の使徒となって
世界平和の祈りは今や地球中にひろがってゆく
119
120
祈り
坐って祈らなくとも
掌を合わせて祈らなくとも
いつも祈りそのままになっている
そういう人を私は望んでいるのだが
そうなる為にはやはり日常の型通りの祈りが必要で精進潔斎をしなけ
ればならない
祈りの型にはまって身動きならなくなっている人をみかけるが
それも或る時期は仕方がない
だがしかし祈りは本心を現わすためのもの
神のみ心と一つになるもの
祈りはその人を光明化し
愛と調和の人に仕上げてゆく
今日も祈ろう明日も祈ろう
祈って祈って世界平和の完成する道を開いてゆこう
121
122
光明心で進め
他人の悪をあばいて
自分の利益にしようとする
そういう個人と同じように
未来への創造も光明ももたず
与党の過去の悪事をあばきぬいて
自党の活路にしようとする政治家たちの
小さな醜い生き方の中から
いったい日本の運命がどう開けるというのだ
国と国との関係でもたまには助け合いがみえて
人類に希望をもたせることもあるのに
日本人同志が足のひっぽり合いに終始している愚かな状態を黙ってみていて
よいのか
真実日本を愛し地球の運命を案ずるなら
個人もそして政党も
先ず未来への光明の道を見出すことに努めなければならない
過去の誤ちの中ばかりに顔を突っこんでいて何になる
光明心をか二げて前へ進むのだ
宗教も科学も実業も
みんな地球に永遠の生命をもたせるように
大光明心をかかげて前へ前へと進むのだ
世界平和の祈りはその中心の大きな力となって
123
その歩みを力強い不屈なものにしてゆくのである
124
早く世界平和の祈りを
国中のものに
非武装中立の
社会党の旗印も
近頃はへなくと傾きかけて
日米安保反対も自衛隊の存在も
みてみぬふりの今の有様
どこかで国民の望みに合わせようと
非武装を看板にか玉げたが
米国はじめ世界の動きに動かされ
いつしか自衛隊をもつようになり
125
社会党も日本の動きに遅れてしまいそうになった
世界唯一の平和憲法は
確かに天与のものであり日本の象徴だが
国家の安全を守ってはいけないなどとはどこにも書かれてはいない
世界平和の祈りで
国中が一つの心になってしまえば
武装も軍備もいらないが
祈りも調和理論もない政党の
非武装論など侵略するには最も好都合
そういう論議の深まることを耳をそばだて眼を光らせてみつめている大国が
いるのを日本国民ははっきり知っている
世界平和の祈りが国中のものになって
どんな侵略の波も入りこむ隙のないような
12G
そんな日本になるまでは
日本も米国に同調して武装をしておく必要があるのだろう
一日も早く世界平和の祈りの神のみ力で
日本も世界も戦争の危機や天変地変の危機から守られるよう
私たちの日々の祈りは益々大事になってくる
127
灘s~ コ〉↓
130
星
牽牛と織女の大ロマンに輝く
たなぱた
七夕の頃からの大空は
八月に入ると益々輝よう星空となる
むきゆう
無窮の天空に無限の神秘をつ二んで
せいぐん
星群のきらめきは
一体何を語り合っているのだろう
あのさ玉やきの中の
私もあなたも一つの現われ
太陽も地球もその星群の一つの星
大宇宙のみ心を分け合って大空にきらめく
彼の存在者たちは人類の希望を知っている
そうした星々のひ冥きにつれて
みずか
人間は自らのいのちの歴史を
この地球界に刻みつけようと歩みつゴける
私の星
あなたの星
人類の夢はあの星空に融け入り
あの星空から再び地上にかえってくる
八月の夜空の
131
深い静かさの中から
神々の声が聞えてくる
… … 星はあなたの中に… …
… … あなたは星の中に… …
… … そして神々はいのちの中に… …
そうした神々の声をひ父かせつx
今宵も星々の輝きは
大宇宙創造の神秘を語りついでいるのである
132
世界平和の祈りの中から
あなたあなた
貴男も貴女も光っている
君も僕等も光っている
世界平和の光の柱の中で
みんなのタマシイが
ぽう
世界中に光芒を放っている
世界人類が平和でありますように
神々と入間との親しい交流から
133
地球世界の乱れも塵も
やがて奇麗に一掃され
地球も金星と同じような
全く住みよい世界になる
世紀の出来事が
世界平和の祈りの中から生れてくる
134
貴男も貴女も光っている
君も僕等も光っている
宇宙波動の根源から
キリストや仏陀のもっていた
真理の光が一勢に
世界くまなくひろがってゆく
世界人類が平和でありますように
135
136
さいりん
再 臨のキリスト
イエスと云う名をもった肉体を
いけにえキリスト
人類賭罪の犠牲とした真理は
地球最大の危機に臨んで
再びイエスを肉体身に天降だした
イエスは今正に地上に立っている
老子や釈迦やマホメットの先頭に立って
救世の光明を地上に振りまき
その神秘力を発揮する
めしい
盲は目を明き
いざりが直ぐに立った
二千年前の奇蹟を
今や再び繰りかえす時が来た
地球世界の汚れは地表に黒くにじみ
神の光を蔽いつくそうとするが
人類守護の神霊の力は
常にこの汚れを浄め去り
救世の大光明として働きはじめ
古き殻をすべてぬぎすてて新生する
地球の運命の鍵をにぎる
過去のイエスの光明は
今救世の大光明と一つになり
再臨のキリストとして
137
あらゆる闇を消し去る第一歩を踏み出している
キリスト真理の光
よみ
地球人類を神の子として甦がえらせる
真理の光キリスト
世界平和の祈りの中で
イエスははっきり肉体身として
働きはじめているのだ
138
平
さん
和讃
– 新道場落成を記念してー
1
ひじりあめつち
聖ケ丘は天地の
光ゆきかう神の丘
祈りに建てる殿堂の
さん
光明燦と世を照らす
H
まことつど
真の人ら集いきて
世界平和をうちたてむ
139
よまいの
夜も日もつづく真祈りに
あまくだ
神々ここに天降る
140
皿
のごと
世界平和の祈り言の
天に通じて給わりし
宇宙科学の大智慧に
夜明けは近し人の世の
神のみ心人の愛
一つに結ぶこの丘に
よう
白光耀と輝きて
てんちさん
天地おおらに平和讃
141
142
日本を分裂させてはいけない
宇宙法則の運行に逆って
大自然を切り裂き
人類の平和を踏み砕く
誤てる思想と権力欲
一つの国を二つにひき裂き
世界中を分裂させる
めし
思想と武力の戦いに心盲いた大国群
いげにえ
その征服欲の犠牲はあにベトナムだけではない
カルマ
黒雲で全身を蔽った奇怪なる業の爪あとに
私たちは気づかなくてはいけない
私たちは祖国を愛し人類を愛する
愛する心はみんな一つのはず
一つの愛は日本に人類に平和を創りあげたい心
いま日本を分裂させてはいけない
如何ように業波動が強くとも
そんな思想に負けてはいけない
米国側中共側そんな一方に偏した思想は日本のものではない
ようこくぜ
日本は中庸を国是とする国
人類大調和の中心の国
貴方も貴女も君も僕も
枝葉の思想にもてあそばれてはいけない
143
大和精神の日本の国土で
しっかり一つに手をつなぎ合い
世界を戦火から救いあげなければいけない
すべての想いを先ずは一つに世界平和の悲願の中に
日本中に平和のひ父きをひ父きわたらせよう
世界人類が平和でありますように………
144
とわ
永遠の光
1 みんなでうたうためにー
1
自然に開く花のごと
時きてめざむ神こころ
祈りの道は深けれど
やがていのちの泉得む
H
さが
ひとそれぞれの性のまま
めざすは高き神の庭
145
導き給うみ使は
天にも地にもおわすなり
146
皿
おの
己が心の和を保ち
さち
ひとひとの幸ねがう身の
あめつち
清 らなひびき天地に
世界平和の道ひらく
きらめく星は空にあり
輝やく知性人にあり
神のみ心地に受けて
とわ
永遠の光の花咲かす
147
148
峻厳なる愛柔和なる愛
神には二つの愛の表現がある
峻厳なる愛柔和なる愛
じん
我が児を千仮の艶にけ落す獅子のように
人類を鍛えぬく神の愛を
私は否定し柔和なる愛に起とうとした
だが神は私を峻厳なる愛によって鍛えぬいた
鍛…えぬかれて空になった時
私ははじめて柔和なる愛の使者として起つことができた
消えてゆく姿で世界平和の祈り
この教は柔和なる愛の道
私の本願の道であった
役の小角空海伝教道元臨済数えあげればきりのない程峻厳の愛に
叩かれた人がいる
法然は峻厳の愛に鍛えられて浄土門を悟った人
私の道は法然と歩みを共にする道だ
南無阿弥陀仏が南無妙法蓮華経と一つになっている道だ
峻厳なる神の愛のむちを聖者たちがその身に受けて
易行道として開いた道だ
この道こそ柔和なる愛が華開く道なのだ
この道の中には
神道の神々は勿論のことキリストも仏陀もいる
149
ヨガの聖者たちもいる
世界人類が平和でありますように!
世界中の絶叫が祈りにまで高められた
この平和の祈りを
私たちは今卒先して高らかに祈りつ父けているのである
150
世界の調和は日本人の手で
地球滅亡の音が
人類の滅びるひびきが
あなた方にはまるっきり聞えないというのか
国と国とはお互いが愛し合わなければならないはず
だがどうだろうこの現実は
お互いが腹をさぐり合っての武力拡張競争
どこに愛と信義のつき合いがあるというのだ
戦争公害天変地変
どれ一つとっても地球の運命は危い
151
その危い運命の中でただ立ちすくんでいただけでは
家庭の幸福も社会の平和もありはしない
こ
戦争を公害を天変地変を超えうる世界を
我々の手でつくりださねばならぬのだ
滅びへの道は人類が自らつくったもの
その道を変えるのも人類自らがなさねばならぬ
その中心に立つ国は日本なのだ
だいわ
日本は地球の調和をはかる大和の国
こ
核爆弾の脅威を超えてきた国
世界平和への指揮は日本がとらねばならぬ
世界平和はまず祈りからはじまる
世界平和の祈りは人類を神のみ心につなぐ祈りだ
神のみ心は慈愛の大光明
152
我々は祈り心に乗って地球滅亡の道を天の道に変えるのだ
日本人よ調和の人々よ
世界に向って日本の平和の祈り心をひびかせよう
さあ祈りながら進んでゆこう
153
154
あなたが救世主
人がいないのだ
人があまっているのに人がいないのだ
アメリカにもソ連にも中国にも日本にも
ヨーpッパにも中近東にもアフリカにも
世界を治める人がいないのだ
自分たちのつくった武器の山で
自分たちの住む地球を破滅させようとする
この愚かな大国の行動を誰れもが止めることができない不甲斐なさ
人類崩壊の方向にひた走っているこの地球を救うのは一体誰れなのだ
それはもはや一人の指導者ではない
世界中の国民の手を握り合っての世界平和の行進だけなのだ
貴方が貴女が君たちが
一人一人が地球を救う救世主なのだ
人類は神の分生命
救われを叫ぶ子供を捨てておく親はない
神々は今救世の大光明として宇宙天使として
人類に光の手をさしのべているのだ
仰ぎみよそして心から叫べ
世界人類が平和でありますようにと
155
九月の詩
IJ7
158
ひじり
聖 ケ丘
台風が関東地方へもくると云う
低気圧にむし暑い此の日
聖ケ丘の統一会場は早朝からの人の集い
風も雨もすべては世界平和の祈りの中にお任せの気易さ
え
明るい笑まいに見交わす顔々
老若男女に少年幼女
坐すは神の子菩薩像
肉の身の打つにはあらぬ柏手の
ひびきに浄む人の世の波
柏手の高鳴るひびきに
澄みきったここは高天原
業生は消えるにまかせ
人々の心平和に
よ
神の界に住めるひととき
はいぜんすが
沽然と降る雨も清しく
天地のひびきひとつに
統一の世界ひらけゆく聖ケ丘に
だく
地球の汚濁吸われきて消ゆ
わざ
竜神の浄めの業の台風すらも
159
祈りの中に穏やかなる慈雨と変じ
世界平和高らかにこの地よりひびきわたれるこの快さよ明るさよ
160
薩.ころころ
♂
1 みんなで歌うためにー
1
こころこうこうひとこころ
おもい澄ませば湧いてくる
知恵が力が湧いてくる
大きいのちの泉から
豆
こころこうこうひとこころ
おもい澄ませば湧いてくる
161
明るい希望が湧いてくる
そら
空の青さのひびきから
162
皿
こころこうこうひとこころ
おもい澄ませば湧いてくる
深い勇気が湧いてくる
しおはげうなも
潮 ざい烈し海面から
こころこうこうひとこころ
おもい澄ませば湧いてくる
愛の心が湧いてくる
世界平和の祈りから
163
海の祈り
1 日米の光明化のためにi
164
太平洋が一望千里の崖の上で
私は今祈りつづけている
祈りの世界は海の奥の奥の世界
地球人類発生の永い歴史が
深い海の心と一つになって浮んでくる
世界人類が平和でありますようにー
こ の祈り言は大宇宙万物に通じ
輝やく光明を尽十方に放つ
日本は縦の光の国
アメリカは横の光の国
両国の光を蔽う黒雲は濃く深く
太平洋の波涛を荒々しく乱す
私の祈りは今神々のみ手を動かし
太平洋の心を浄め
日米両国の調和を妨げる黒雲を祓いに祓い
日米本来の光明に甦らせようとしている
太平洋沿岸の崖の上で私は昨夜も今朝も
神と全く一つになって祈りつづけているのである
165
十月の詩
16?
iss
地球世界を救うもの
こんなに汚れた地球の上で
一体何ができると云うのだ
国と国との権益争いが
すべてに先行しているこの地球世界に住みついてしまうと
誰れも彼れもが
自分たちの利害得失の中に閉じこもってしまう
誰れも彼れも
神の光をうちにかくしてしまって
業波動の中で真理をもみくちゃにしてしまう
真理そのものである筈の宗教も科学も
カルマ
業の軌道から脱去でき得ずにいる
誰れかが起たねばならぬ
カルマ
地球世界の業の波を浄めさるために
人類愛の光をかかげて
誰れかが強力に起ち上がらねばならぬ
こんな時
世界平和の祈りが生れた
世界平和の祈りの中で
救世の大光明波動が
急速に地球世界を照しはじめた
宇宙天使が天降ってきた
169
愈々宇宙科学が生れた
大調和波動を地球界にもたらす
宇宙科学がはじめられた
宇宙科学は力の科学ではない
調和波動の科学だ
あらゆる波動を調和させる
宇宙神のみ心そのままの科学だ
地球科学はすべてを物として把え
宇宙科学はすべてを神のみ心とみる
力の科学は武器を生み戦を生む
武器を持つ手に平和が生れることはなく
武器を生む科学が世界を調和させることはできない
調和した心の波を地球界に投げかけ
170
世界人類の心の波を神のみ心に合わせ
しず
あらゆる争いの波動を鎮める宇宙科学からは戦いは生れない
今こそ地球世界に真の平和が生れようとしている
地球人類を救う唯一無二の道
それは古びた宗教観でもなければ物に固着した科学でもない
世界平和の祈りから生れた
大調和波動そのものの宇宙科学なのだ
171
172
風
俺はどこから生れでたのか自分では知らない
俺の体はいつの間にか大きくなり
海を走り山を越える
俺は時には優しい声を出すが
時には恐ろしい声で吠えながら走る
人間は優しい声の俺を愛してくれるが
吠えながら走る俺の姿をみると
顔を抑え眉をひそめながら俺をにらみつける
俺は夏の終りから秋になると
無数の雨の柱を抱きながら狂い走る
狂い狂い狂い走る
人間たちは俺の勢いに押し倒され
かせんこわ
河川ははんらんし家は壊れる
人間たちの泣き叫ぶ声を聞きながら
俺は俺自身で自分の勢いを止めることができない
俺は俺に荒らし廻わされる人間たちを哀れみながら
俺自身も悲しくなって
大粒の涙を流し流し走りまくる
やがて次第に俺の歩みはゆるやかになり
心も次第に落ちついてくる
俺は今遠ざかってゆく陸地をふりかえりながら
173
海の上を静かにすべってゆく
いつとき
俺は俺の生涯の或る一時だけの
優しい柔かい俺の心を懐しみながら
大自然にむかって呼びかける
自然よ大自然よ
俺はいつでも優しい柔和な俺でありたい
人間に愛されつづける俺でありたい
人間世界に苦悩や争いがすっかり無くなることが
人類の願いであるように
俺の心も平和そのものでありたいのだ
こた
俺の呼びかけに応えるように
大空の雲がすっきり晴れわたり
暁の太陽が輝やかな円光を放っていた
174
世界の夜明
1
こエろ
夜明けだ夜明けだ精神の夜明けだ
地球世界の夜明けはいまだ
天の理想が地に成る時だ
道が開くそ光の道が
皿
夜明けだ夜明けだ
若い生命が暁つげる
日本の夜明けだ
175
世界平和のひ父きおおらに
光の柱が天地をつなぐ
176
皿
夜明けだ夜明けだ世界の夜明けだ
国も人種も光の中で
いのち
一つ生命に輝やき和して
大き宇宙に道開く
註・歌う場合は、「大き宇宙に天命生かす」(皿番)
旗郷
ふるさと
越後は父の故郷
ふるさと
東京は母の故郷
ふたおや
その両親は昇天してしまったけれど
ふるさとふたおや
故郷は両親と共にいつも私の胸にある
祖先の墓を新しくする話から
ふるさと
故郷越後からのたよりが繁くなり
私の脳裡に山の匂い川の流れがひびいてくる
朝々を山鳩の声にめざめ
夕陽が森に入るのを烏のコーラスをききながらみつめていた少年の日が
177
昨日のように思われて思わず幼い顔になる
しようぽう
その昔昌坊と呼んでいた人々の大半はもはやあの世の人となり
同じ年の従兄だけがそうした呼び名をおぼえているだけかも知れない
ふるさと
その故郷の町や村にそして山川草木に
今私は還えっている
世界平和の祈りのひびきとなって
私の心が大きくひろがっている
ふるさと
予言者はいれられぬという故郷の地に
人類救済の神のみ手がさし出され
ふるさと
故郷は今や光につつまれようとしている
178
ふるさと
故郷を慕う心は国家を慕う心
ふるさと
故 郷を愛する心は国を愛する心
その心が真直に伸びてゆくと
そのまま人類愛につながってゆく
ふるさと
故郷を愛さず国を愛さぬ者が
人類を真に愛せるわけがなく
世界平和の使徒であるわけもない
ふそ
先ずその父祖の地に感謝し
国家の大地に調和し得ることが
世界平和を築く根元の心となるのだ
人々よ
まなこ
常に眼は天に向け
おおふるさとふ
両足は大故郷国家の大地をしっかり踏まえて立とう
179
180
聖ケ丘道場の増設を祝う
いつ知らず神の子の光蔽われ
争乱淫の波におぼれて
さだめ
地球の運命正に極まらんとする
この時救世の神の光明
世界平和の祈りとなりて現われ
老若男女貧富の差なく
唱名の如くこの祈りを唱う
世界平和の祈りの中心は日本聖ケ丘
集い来る人充ち盗れ
今ここに道場増設の運びとなり
遂いに輝やかに完成せり
我等祈りの友どち
国を超え民族を超え
宇宙の神々と堅き結びをなして働き
地球救済の祈り
よも
四方にひろがり
聖ケ丘の大光明愈々輝く
祈らなむ祈らなむ
まことつど
真の人らここに集いて
祈らなむ祈らなむ
181
182
愛国心
日本よ日本愛する日本
鳩子の歌う声が今朝も耳に残った
日本人で日本を愛さない人はいないだろうに
みんな愛する道を知らない
鳩子も天兵も戦禍を受けながら
日本を愛する心を失わない
だが日本を愛する道を知っているわけではない
日本を愛する心は調和を求める心
真実の日本は平和そのものの象徴
た父単なる島国という土くれや鉱物の面積の名ではない
日本がもし
日本という土地を守る為に
地球の調和を乱すとしたら
その行為を阻止することが日本を愛する心であり国を愛する心である
日本はひたすら宇宙の大調和のために地球世界を平和の方向に運んでゆく
天命をもつ
その手に武力も威嚇もいらない
しか
然し他国の侵略を許してい玉というのではない
他国が一歩も侵略できない平和で張りめぐらされた
日本人の心と心が手と手が体と体が
光明燦然と四海を照らさなければいけない
日本を愛する心は自分たち一人一人が
183
天と地をつなぐ光の柱になって
地球の暗黒想念を消し去ってしまうことなのだ
世界人類が平和でありますように
私たちの愛国心は
世界平和の祈りを根底に
国中に調和の気を充たしてゆくことなのである
X84
毛沢東の死
– 詩に代えてー
巨星が地に落ちたというのか
偉大なる人が天に昇ったというのか
毛沢東は八十二歳の地上の生涯を終った
八億の民を統一して新中国を支えつくしていたあの力は一体どこからきた
のだろう
それは彼の愛の心と天性の政治家的能力によるのであろう
農家を借りて寝泊りする時はあくまで農民を上段にすえ兵士は下座につ
くこと農民を敬愛することを毛沢東は布告したが
農民は毛沢東のこの愛の心に感激し
185
革命は農民の手によって支えつづけられていった
毛沢東の愛と政治力は細かいところにも働きつづけた
日本の織田信長のごとく自分の権力に託してその瘤疲を発散させ多
くの人員を殺傷したり秀吉のごとく贅沢三昧に後年の生活を送った
りするような政治家としてのゆきとどかない神経は彼にはなかった
だがこの偉大な人の根本的な誤ちは共産主義に中国を仕組んでしまった
ことにある
現代の共産主義は神の大調和のみ心に全く反した対立抗争の生き方
他の主義主張をすべて抹殺しようとする独善性
米ソ戦争を防ぎえたのは急速に中国に力をつけた毛沢東の大功績だが
やはり中国を共産主義にしてしまったのはまずかった
ともあれ毛沢東は中国を一つに統一して自己の天命を完うしていったので
ある
186
神の声
小さな国と小さな国の後にかくれて
強大な武力をちらつかせている大国たちの
戦争にこりない青黒い表情を
日本は一体どんな気持でみているのか
無条件降伏で危うく国家を存続させて
天皇象徴の軍備放棄の平和な国に自らは生まれ変ったが
他国の軍備を押える力に乏しい日本の
進んでゆく道はどういう道がいいのか
それは全国民が平和な心一本の生活をつづけてゆくことなのだ
187
小さな国でも核爆弾を持とうという時に
核爆弾はおろか守りの武力しか持たずに生きてゆく
そんな日本はいかにも危っかしく見えるけれど
全国民が全く一つに平和の道を進んでいれば
少しばかり核兵器をもって起つことより
他国からは強い立派な国に見えるのだ
日本は東西の中にあり調和そのものの国であることを
国民自体が忘れずに
今日も明日も世界平和の祈りを根底に
地球の運命を明るい未来のあるものにしてゆかねばならない
神の声は我等にそう命じておられる
138
十一月の詩
189
190
聖ケ丘にて
天地に先立って存在する一
無限大にして無限小なる一
私たちはその一の中に呼吸し
一の中で自らのいのちを生きる
一なる大生命絶対者
あなたの大光明は
今大救世主として地球人類を照しはじめ
大調和世界をこの世に樹立なさろうとされる
私は大調和世界のこの世の入口
天地をつなぐ光のきざはし
世界平和の祈りがくりひろげる大光明の海は
おおいのち
大生命のみ心そのままに輝やき
宇宙の星々とその光を分ち合う
私は祈りの中で
宇宙天使たちと交流し
地球世界の新しい歴史をつくる
波動科学の数式を書きつづる
ここは聖ケ丘
天地が一つに結ばれている丘
もろもろ
祈りから生れた科学の諸々の式が
191
今日も秋空から流れてくる
192
秋の海
くだ
高い岩壁を足を踏みしめ踏みしめ下り
私たちは平らな岩場にたどりつく
ここは日本の網代湾
先頃アメリカから帰えったばかりの私には
この太平洋のはるか彼方のアメリカの
世界の苦悩を代表するようなゆがんだ顔が浮び上がる
みずか
秋の海は夏にみせた甘さや妥協を少しももたぬ自らの天命そのままに
烈しく高い白波を打ちあげ
193
この岩壁にいどみかかる
悠久の天地の中には大自然の大らかな営みがあるのだけれど
地球人類はその片鱗だけをつかんで
自我欲望の争いにうちくれる
こうして私が秋の海を眺めている内にも
なきがら
中近東やインドシナの戦火の中で多くの人々が無惨な骸になっている
自己を律する厳しさを失い
ただいたずらに他の富を我がものにしようとする人と人国と国
そこには大自然の大調和はなく
神の光明を離れた闇黒の世界がつづいてゆくばかり
194
この太平洋の海のように
大らかに高らかに大自然の声で我が唄を歌いつづけ
そして生物を生かしつづける
こんな姿を何故人間は学ぼうとしないのか
自らの肉体の殼に閉じこもって
狭量な視野の中で物質的な争いをつづけ他を生かすことを知らぬ
愚昧なる地球人類
御身らはもう一度
大宇宙の懐の中に還えって
大自然の心にしみじみとふれてみる必要があるのだ
私は秋の海を眺めつづけながら
神の恩寵に感謝し世界平和の祈りを祈りつづけ人類不信の想いを断ち切る
烈しい白波の高いひびきの中には
永遠の生命と一つになっている私が光っていた
195
196
眼に見えぬ世界を
眼に見える世界では
日中の国交が樹立され
ニクソンはベトナム戦争終結で真剣になっている
米ソ、米中、日中、日ソ
いずれも眼に見える世界では和平の方向に進んでいる
しか
だが然し私たちの知っている眼に見えぬ世界では
地球を蔽っている破壊の波が
今正に爆発しようとしている
すべての出来ごと事柄は
みな眼に見えない世界ででき上がり
やがて眼に見える世界に現われるもの
その事実を知らずに眼に見える世界だけを
相手にしていてどうして完全平和な世界ができ上がろう
私たちはそうした眼に見えぬ世界の楯になって
地球破壊の波を防いでいる
祈りにつづく祈りの光明波動で
救世に働く神々としっかり手をつなぎ
眼に見えぬ世界の破壊の波が
眼に見える世界に現われぬうちに
きれいに浄めさろうと働いているのだ
世界人類が平和でありますように
197
この祈り言は顕幽の世界差別なく
大光明となってひびきわたっている
神と一つになった心のひびきこそ
この地球世界を救う根源の力なのだ
198
帰国
芙蓉の花は柔かく
まんじゆしやげ
曼珠沙華はもの静かに
我が庭の秋をつげる
頬にふれる風のいうに
人生の悲哀を今更のように感じさせられる
この秋の季節も
この度びばかりは賑やかに明るい春の心で迎えることになった
一年ぶりでアメリカから帰えってくる娘を
明日はみんなで大歓迎することができるのだ
199
神様から託された大きな仕事を
見事なし遂げて晴々と帰国する
体も健康になったという娘
羽田空港での出会の一こまは
映画の一シーンのようになることだろう
さあ、又みんなで心を揃え
日本の大地を踏まえて
世界平和への道を真剣にきり開いてゆく
その喜こびを
私は今晩祈りつづけて味合うことだろう
200
庭の自然
今通って来た道の両側に
コスモスの花がいっぱい咲いていたわよ
豆修庵の庭に来て妻がこういった
草花嫌いの植木屋さんがコスモスを根こそぎ取り払ってしまったのを
随分残念に思っていた私だが
その分樹木や芝生がすっかり整備されて
本格的な庭になってきている
だがやっぽり今でもコスモスの可愛い花をなつかしみ
妻の話しの道に出てみたい気がしきりにする
201
そういう私の目の前に
もう早咲きの山茶花の花が咲きはじめている
春も夏も秋も冬も
庭の自然は私をこうして慰めていてくれるのである
202
秋の心
秋風が吹きはじめると
祈り仲間の心が益々一つに融けて
そのひびきが一挙に拡がってゆく
世界中がまだまだ争いの波で渦巻いているとき
天変地変のきざしがそこごこに現われているとき
神の愛を離れた人間に一体何ができるというのだろう
神の愛を大きく地球界に働きかけて頂かない限り肉体人間の運命は終ってし
まうのだ
世界人類が平和でありますように
203
この祈り言に乗って神々の働きかけが強くなってくる
その事実を私たちは知っている
菊の花やコスモスなど秋の花が
無心に咲き盛っているように
私たち人間の心も無心に神との一体化を果していなければいけない
神の愛の働きを充分に身心に受けて
人間も花や樹のようにそのいのちを生かしきってゆかねばならないのだ
204
秋風から厳冬にと季節はつづいてゆくけれど
祈り心は神との一体化で温かく地球を守りつづけてゆく
世界人類が平和でありますように
守護霊様守護神様ありがとうございます
神々への感謝はいよいよ深くなってゆくのである
十二月の詩
205
206
光の石段を登ろう
緑の林を切り開いて
天までつづく石段ができた
その石段を一歩一歩登ってゆくと
大光明の世界に出る
七色の光きらめく妙なるひびきが
石段を登り切ったところから宇宙中にひびきわたる
ひじり
そこは聖ケ丘
天のみ心がそのままうつし出されている丘
神々の大調和の姿が祈り心となって
人々の汚れた想いを浄め去ってくれる
天までつづく石段を登ろう
あさつて
今日も明日も明後日も
石段の上から見はるかすと
いき
森や林が生々と輝やいて見える
今まで貧に泣いていた人が
病で苦しんでいた人が
絶え間ない争いで悩みきっていた人が
石段を登り切った時から
光明世界の住人となり
笑顔と笑顔でお互いの心を照し合えるようになる
貧も病も争いも
207
その時からその人の世界のものではなくなる
その人たちは忽ち神の子の姿を現わし
世界平和の祈り心だけになって
どのような不調和想念も
消えてゆく姿として過去の世界へ断ち切ってしまう
208
さあ貴方も貴女もあなたも君も
光の石段を登ってゆこう
あ
救 世の大光明のひびきを浴みにゆこう
その日の為に
ソ連のフルシチョフが追われ
米国ではジョンソンが再び大統領になり
日本でも新総理が生れた
世界中が何か新しいものを生み出そうとして
まだ真実の新しいものが生れ出ないまま
今年も暮れてゆく
十二月は庶民の苦しみが一番痛切に感じられる月
す
木枯吹き荒さぶ厳冬の中で
209
人間は一体何を考えつづけているのか
生きてゆくこと生きること
そして生きてゆく為のもろもろの慰楽
例えそれがその場限りのものであろうとも
人間は慰楽にすがりつかないではおられない
生きていることが責務のように
老い呆けてゆく人々の存在するこの地球世界に
輝やかしい生き甲斐を植えつけるのは一体誰れなのか
人類が求めつづけている新しい世界
地上天国は果して生れ出ずるのか
210
それは世界中の首脳部がすべて変ったとしても
それだけで生れ出ずるものではない
人類すべての愉悦を永遠の生命につなげられる道を開かなくては駄目だ
転倒夢想交響楽団の指揮棒で世界平和シソフォニーが奏でられるわけがない
人間一人一人の心の中で
くおんじつじよういのち
久遠実成の生命が地上天国誕生の輝やく光明を放っているのを
て
はっきり悟った人々の掌に
世界平和政策のコソダクトが握ぎられるまでは
もろもろ
この世界から諸々の苦悩が消え去ることはないだろう
その日の為にその日の為に
私たちの世界平和の祈りは祈りつづけられてゆくのである
■
211
212
新しい人類を生み出そう
地球上が人間の我欲の想いで
こんなに汚れきってしまうと
善いこと悪いことの区別がはっきりつかなくなって
人と人とのつき合いも
国と国との交際も
厚い霧の中での交わりのように
お互いの正体がつかめず迷い合う
もう巖のように固まりきった業想念波動が
国と国との対立を深め
月毎年毎に核爆弾の貯蔵量をふやし
天日をもしのこうとする
こんな時代に人々は一体どうすればよいのか
先ず生命の本源に想念波動を還えさなければいけない
すべてを神のみ心にお還えししなければいけない
生命の本源は光輝くところ
無限の智慧無限の愛の満ち充ちているところ
宇宙大法則の発するところ
この大光明の中で身心を洗い浄めなければ
神の子本来の光が現われてはこない
業想念波動の中で右だ左だと叫んでいても
真実の世界が生れてくるはずもなく
213
平和な地球世界になるわけでもない
人類は今新しく生れかわらなければ駄目だ
世界平和の祈りの中で
新しい人類として神の子の第一歩を踏み出す全託への勇気が必要なのだ
214
一つの稔り
五日間の断食を終え
体の疲れがすっかり休まった朝
はじめてのおもゆをすすりながら
北爆全面停止のアメリカの発表を聞いた
地球世界の稼れはもはや限界点に達し
何処かで業火の口火が切られようとしている時
北爆全面停止のアメリカの決断は
世界に光明の扉を開こうとするもの
あかし
アメリカの良心が開きはじめた証だ
215
私たち平和の祈りの使徒が
身心に代えて地球の平和を守り通し
神のみ国をこの地球世界に打ち建てようと
こ
諸々の苦難を超えて日々祈りつづけてきたことの一つの稔りが
この朝のニュースとなって世界中に喜びをひびかせる
うけうつわ
アメリカは大きな神の受器
カルマけが
立派な体をもちながらあたら業の餌食になって自らの身を稼しきる愚はさけ
ねばならぬ
人間の体は人間のものであってそうでない
国の体も国のものであってそうでない
うけうつわ
すべては神の受器
神のみ心の下にすべては兄弟姉妹
216
そういう真理が現象世界に顕現される日の為に
私たちの世界平和の祈りはつづけられる
アメリカのヨーロッパのそして東洋の
真実の光明思想家たちがやがて手を取り合って
新しい平和世界をつくりあげてゆくことになるのだが
アメリカの北爆停止は
今日までの旧い形の世界観に終止符を打つ第一歩ともいえるのだ
神のみ心の天のごとく地にも行われんことを
イエスキリストのこの祈り心がアメリカやヨーロッパの人々の心に深くきざ
みこまれ
世界平和実現の為に実践されてゆく日を
私たちは世界平和の祈りを祈りつづけながらじっとみつめているのである
217
の考え
私たちは、人間とその生き方については次のように考え、実行しております。
『人間の真実の姿は、業生ではなく、神の分け命(分霊) であって、つねに祖先の悟った霊である守
護霊と、守護神(大天使) によって守られているものである。
この世の中のすべての苦悩は、人間の過去世から現在に至る誤った想念が、その運命と現われて消え
てゆく時に起る姿である。
いかなる苦悩といえど、現われれば必ず消えるものであるから、消え去るのであるという強い信念と
今からよくなるのであるという善念を起し、どんな困難の中にあっても、自分を赦し、人を赦し、自分
を愛し、人を愛す、愛と真と赦しの言行をなしつづけてゆくとともに、守護霊、守護神への感謝の心を
つねに想い、世界平和の祈りを祈りつづけてゆけば、個人も人類も真の救いを体得できるものである』
《世界平和の祈り》
世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私たちの天命が完うされますように
守護霊様有難うございます
守護神様有難うございます
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